長期投資と短期投資は全然別のゲームなのだよ

2019年6月9日

富松が米国株を長期投資で運用するのには理由があります。

それは「短期投資では勝てない(勝ち続けられない)」からです。

タイトルにも書きましたが、そもそも短期投資と長期投資では全然別のゲームになります。

多少語弊があるかもしれませんが、イメージとしては「戦う敵(向き合う相手)が別物」になります。

長期投資の場合

長期投資の場合、 原則「保有している株は売らずに持ち続ける」が基本です。

なぜなら企業が稼ぎ続ける間は株主に利益が流れ続けるからです。

優良な企業が稼いだお金は「設備投資等による企業価値の向上」、「自社株買い」や「配当金」といった形で株主に還元され続けます。

このことから「現在の株価(企業価値)」はあまり重要ではなくなり、「ビジネスモデル」や「決算内容」から「これからも永続的に株主に利益を生み出し続ける企業か否か」が見極めるべき重要なポイントになります。

富松が銘柄購入する場合、株価は「高すぎなければいい」ぐらいに考えてます 。

つまり、長期投資で向き合うのは「投資対象の企業そのもの」です。

短期投資の場合

株価というものは長期で見ると企業の業績に連動した動きをしますが、短期でみると企業を取り巻く投資家のメンタル(期待や失望)といった曖昧且つ、ランダムな要素に連動した動きをします。

短期間で企業の本質的価値(=株価じゃないよ)が大きく変動する事はまず無いので、「今現在の企業の本質的価値」を市場参加者間で転売する事によって利鞘を稼ぐのが短期投資の本質になります。

例えば自分の保有する企業(株)の本質的価値が10だったとしましょう。

(本質的価値は明確に見えるものではありませんが例として数値化します)

自分の保有する株を15で売る(自分は得をする)
→ 誰かが割高で株を買っている(誰かが損をする)

自分の保有する株を5で売る(自分は損をする)
→ 誰かが割安で株を買っている(誰かが得をする)

この逆もしかりです。

つまり、短期投資において、投資家が手にする利益の源泉は企業からもたらされるものではなく、自分以外の市場参加者から奪う物になるのです。

前述のとおり、企業(株)の本質的価値は短期間ではほとんど変動しないので投資期間が短ければ短い程、市場参加者全員の損益の合計はゼロに収束します。

つまり、ゼロサムゲームになるわけです。

(逆に長期投資の場合は時間の経過によって企業(株)の本質的価値が成長したり、配当金による直接還元が期待できるので、「市場参加者全員が儲かる」というケース(プラスサムゲーム)は起こりえます。)

こういった事から短期投資で向き合う相手は「投資対象の企業そのもの」ではなく市場参加者(売り手、買い手)に変わってしまうことがわかります。

そして市場参加者とはプロのトレーダーヘッジファンドといった多くの猛者が含まれている事を忘れてはいけませんw

猛者には勝てん

プロのトレーダーやヘッジファンドのマネージャーは以下の点で富松を凌駕しています。(多分ほかにもいっぱいあるけど書いてると悲しくなってくるから書きませんw)

  • 頭脳の優位性:一流大学を優秀な成績で卒業
  • 時間の優位性:1日中、市場の動きを観察できる時間がある
  • 資金の優位性:その気になればチャートの波形を変える程の巨額な資金を扱っている
  • 情報の優位性:インサイダーレベルの情報も持っている
  • 経験の優位性:運用経験(キャリア)が段違いに長い

短期投資で戦う相手(向き合う相手)がどれだけヤバいかお分かりになりますでしょうか?

分からない方は・・・

ティラノサウルスと素手で戦う自分をイメージしてくださいw

MK5(マジで喰われる5秒前w)

自分が勝てない土俵では戦わないのが戦術の基本

まぐれ勝ちってのもありますけど

短期での株価はランダムウォークするので、何も知らないド素人が短期投資でまぐれ勝ちすることはありえます。

サイコロの出る目が奇数なのか偶数なのかを当てるのと一緒です。

幸運が味方すれば2、3回連続で当てる事はできるでしょう。

でも永続的に当て続ける事は常識で考えると不可能なのです。

株式投資とは面白いもので投資方針次第で堅実な資産形成の助けになったりギャンブルになったりします。

富松は釣りを楽しむかのように焦らずじっくり時間をかけて資産形成をしたいと考えています。

あなたはこのゲームをどう楽しみますか?

投資方針,雑記

Posted by tomimatsu