【売買記録 2022年6月】もっと下げてくださいw
年初の最高値から考えると大分下げてはいますが、なんとなく「割安だ!」という程安くもないですね。
円安という状況を無視しても「割安」という程ではない気がします。
6月分のお買い上げ
バンガード S&P 500 ETF(VOO)× 2口(約定単価:359.65ドル)
バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)× 6口(約定単価:107.38ドル)
6月は月末買付ではなく、チビチビつまんでいた感じなので平均購入単価はそんなに安くないですww
今回の買い増しで、「2022年度分の一般NISA枠」を使い切ってしまったので、来月からは特定口座で買い増しを継続していきます☆
ポートフォリオ全体の利回りを上げるべくETFを物色中
AT&Tの減配によって、「富松ポートフォリオ」全体の配当利回りが3%を切ってしまったことは以前にも書きましたが、最近ではどのようにして現状を改善できるか思案中です。
配当利回りの高い個別株を組み込んだ場合、AT&T同様、個別株固有の事情による減配の可能性は免れないので、できればETFの組み込みによって富松ポートフォリオ全体の配当利回りを引き上げたいところですね。
現在、ポートフォリオに組み込もうか悩んでいるのは「グローバルX 米国優先株式ETF(ティッカー:PFFD)」です。
「優先株式」というのは「本来、株式の持つ議決権を放棄する(または制限を付ける)替わりに配当金を普通株式より多く貰える株式」のことを指します。
「優先株式」は「利払いの確実性や優先順位」という観点からは債券より劣後するものの、株式なので流動性は債券より高いです。
また、「議決権に関するプレミアムが無い」という点が普通株式より劣後しますが、配当利回りでは普通株式を凌駕します。
簡単に言うと「優先株式」は「普通株式と債券の中間的な存在」っていう感じッスね。
元々、同じ優先株式ETFでも「iシェアーズ優先インカム証券ETF(ティッカー:PFF)」に注目していたのですが、比較してみたところ前者(PFFD)の方が良さそうだったので狙いを変更しました。
比較要素 | PFF | PFFD |
---|---|---|
運用会社 | iシェアーズ | グローバルX |
設定日 | 2007/3/30 | 2017/9/13 |
経費率 | 0.46% | 0.23% |
分配金利回り | 4.82% | 6.10% |
基準価額 | 33.02ドル | 21.44ドル |
PFFの方が運用の歴史は10年程長いのですが、経費率と分配金利回りにおいてはPFFDの方が優秀なので買うならPFFDの方がいいような気がしています。
基準価額が低いのも「買いやすさ」や「リバランスのしやすさ」の観点から好ましいですね。
また、この優先株式ETFは毎月分配金が支払われる(=正確には1月は支払われず、12月に2回支払いがある)という点が素晴らしく、「ポートフォリオ全体の配当金利回りの向上ができる」ことと併せて「各月の受領配当金額の底上げが可能」という点も見逃せませんww
でも少しだけ引っかかっている・・・
「グローバルX 米国優先株式ETF(ティッカー:PFFD)」は富松ポートフォリオにとって救世主のように見えますが、手を出すことに若干の躊躇いがあります。
それは、長期で見た場合は「トータルリターンがバンガード米国高配当株式ETF(VYM)に劣後する」という点です。
- PFFDの基準価額はほぼボックスの動きなので、将来的なキャピタルゲイン(値上がり益)は期待できない。
- 分配金も年々増加しているわけではなく「ほぼ一定」なので、10年後のインカムゲイン(分配金)の拡大は期待できない。
- PFFDの経費率はVYMの約4倍(PFFD:0.23%、VYM:0.06%)なので運用期間が長くなるほど、この差が資産拡大に対して足枷となる。
冷静に考えるとPFFDには手を出さず、そのお金をVYMに投入した方がいい気がしている・・・
「直近の分配金利回り」と「将来的なトータルリターン」の間で常に揺れ続ける富松なのでしたww
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