【売買記録 2022年8月】NISAはホントに進化するのか?
8/26のNY市場ではダウが1000ドル超の大幅な下落がありましたね。
丁度、富松は27日の朝4:00くらいに目が覚め、この下落を目の当たりにしたので、閉場間際に「今月分の定期買付タイミング」として買い増しを行いました。
8月分のお買い上げ
バンガード S&P 500 ETF(VOO)× 2口(約定単価:374.29ドル)
バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)× 10口(約定単価:106.61ドル)
最近、相場が騰がりっぱなしだったので、定期的な買い増しするには丁度いいタイミングだと思いました。(もっと下がる可能性はあるものの欲を出さずに買い増ししときますw)
・・・おや!?NISAのようすが・・・!
岸田政権の掲げる「資産所得倍増」の旗の元、金融庁が財務省に「NISA制度の拡充」を要望するようですね。
元々、NISA自体が中途半端な制度でしたので、これを機に真っ当な非課税制度に進化して欲しいところです。
尚、NISAに対する変更要望のポイントは以下の模様。
- 一般NISA枠の投資可能額の拡大+非課税期間の無制限化
- つみたてNISA枠の投資可能額の拡大+非課税期間の無制限化
他にも「NISAとつみたてNISAの併用化」等々、色々な情報が錯綜しているようなので、実際の制度拡充が確定するまではぬか喜びしないようにしましょうww
大抵、案ベースでは国民を喜ばせておいて、決定稿では「なんだ、大したことないね・・・」という事になりがちですからねww
仮に以下の制度拡充(日本証券業協会の案)が確定した場合、多くの国民は制度を利用しきれるのか疑問も残ります。
- 「一般NISA」の投資額が年120万円から年240万円に引き上げされる
- 「つみたてNISA」の投資額が年40万円から年60万円に引き上げされる
- 「一般NISA」と「つみたてNISA」が併用可能となる
富松的にはとても嬉しいですが、制度枠を満額利用するためには年間300万円を投資資金として捻出する必要があるので、平均年収433万円(国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」より)の日本人には少し荷が重い気がしますね。
それに非課税制度の枠が拡充しても国内企業への投資ではなく、米国または全世界へのインデックス投資が主流となっている昨今、労働市場から生み出されたマネーが継続的に海外へ流出するため、同時に円安継続を促進することに繋がり、色々と悪影響が出そうな気がします。
「投資する者」と「投資せざるもの」の格差が一層広がる未来になりそう・・・
とりあえず、NISAがどのような制度に変わろうとも、「米国株への継続的な投資」というスタンスは変えずに粛々と買い増し続けるつもりです。
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