【売買記録 2022年11月】買い場としては丁度よい
米国の利上げ幅縮小の予想がほぼ確定と予想される中、米国株式市場は静かに底打ちしたような雰囲気になっていますね。
一方で、ドル円レートは執筆時点で1ドル=135円丁度あたりと急激に円高に戻してきています。
150円台よりは(心理的に)ドル転しやすいのですが、保有資産の円評価額も若干減るので複雑な心境ですww
11月のお買い上げ
バンガード S&P 500 ETF(VOO)× 2口(約定単価:369.39ドル)
バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)× 10口(約定単価:112.44ドル)
いつものETFをいつもどおり買い増しですww
「投資」と「投機」の違い
「投資」と「投機」を混同している人ほど「株式投資なんてギャンブルだ!」という考えを持っている傾向があります。
「投資」と「投機」似ているようで全然違います。
ちょっと分かりやすく「投資」と「投機」の違いを説明してみようと思います。
あなたは1本の「苗木」を購入しました。
苗木を植えて10年、20年と成長を待った末、小さかった苗木は立派な木に成長しました。
その木は美味しい実を毎年実らせますし、木材としての価値も高く評価され、「苗木」時点の購入価格を大きく上回る価格が付くようになりました。
これは投資です。
次にあなたは隣町で「苗木」が高値で取引されていることを耳にします。
あなたは「苗木」を購入するや否や、その「苗木」を隣町に売却しにいきいました。
これは投機です。
株式でも同じです。
あなたはとある企業の株式を購入しました。
その企業は10年、20年と経つ内に大ヒット商品を開発したり、事業拡大を行うことで立派な大企業に成長しました。
その企業の価値は高く評価され、株式も高値が付くようになりました。
これは投資です。
あなたはとある企業の株が今日、大きく値上がりすることを耳にします。
あなたは朝一番でその企業の株式を購入し、その日の終わりにその企業の株式を売却しました。
これは投機です。
違いが分かりましたでしょうか?
「投資」とはその対象の「本質的な価値の成長」を狙って資産を投じる行為です。
「投機」とはその対象の「取引価格の変動」だけを狙って利ザヤを稼ぐ転売行為です。
「株式投資はギャンブル」と考えている人の多くは「投機」をイメージしていることが多いです。
実際に「投機」は需給の状況によっては短期間で大きな損失を抱える可能性もありますからね。
どちらが「良い」とか「悪い」とかを論じるつもりはないです。
「投機」を行う人の中にはギャンブルとしての側面を楽しんでいる人もいなくはないですが、少なくとも「投資」を行う人はギャンブルをしたいわけではないことを誤解してほしくないですねww
TV等のメディアで、短期間の投機行為によって「大儲けした人」や「大損した人」のみが面白おかしく取り上げられすぎた結果、「投機」と「投資」を混同する人が続出しているようですね。
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