【売買記録 2023年7月】円安でドル転がつらいw
外が暑すぎてすっかり出不精になってしまった富松ですw
夏の風情もへったくれもない灼熱の日々ですよw
7月のお買い上げ
バンガード S&P 500 ETF(VOO)× 1口(約定単価:417.90ドル)
バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)× 8口(約定単価:109.86ドル)
外貨建MMF(ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド)×58.04ドル(口数)
利回りが良いので外貨建MMFをもう少し多く買ってもイイかも☆
新NISAが始まったら気を付けること
来年から新NISAが開始されますね。
これまでの「一般NISA」では購入可能な商品に関して特に制限はありませんでした。
しかし、「新NISA」では「長期投資に向かない商品」は購入できないという制限が加わりました。
これはすばらしい仕組みですね☆
具体的には・・・
- 整理・監理銘柄に指定された株
- 信託期間が20年未満の投資信託
- 高レバレッジ型商品
- 毎月分配型の投資信託
といったあたりの商品が該当します。
そもそも長期で資産形成を目指そうと思う場合は、自然と購入対象に選ばない(選んではいけない)商品群なので知識が無い人達でも安心して新NISAを楽しめる制度設計となっています。
さて、上記商品の内「毎月分配型の投資信託」の問題をご存知でしょうか?
「毎月分配型の投資信託」とはその名の通り毎月分配金を投資家に対して支払うタイプの商品です。
このタイプの商品は、分配金の原資が何なのかを注意しないといけません。
なぜなら、思ったように運用益が出なかった場合に分配金の利回りを維持する目的で運用資産を取り崩して分配金の支払いに充てる「タコ足配当」と揶揄される商品も存在するからです。
分配金の原資が100%運用益で賄えれば問題ないのですが、ウォーレンバフェットじゃないんだから無理でしょうねww
通常、投資家に対して分配金や配当金が支払われる場合、当然税金が引かれます。
つまり、タコ足配当の金融商品に投資するということは、「自分が払ったお金が税金分引かれて戻ってくる」という意味不明な状況を実現することになるので、「長期投資には向きません」と判断されるのは至極当然の事だと思います。
しかし、ご高齢の方々にとってはこの「毎月分配型」というパワーワードは魅力的らしく、いまだに需要は高いようですw
この需要を狙いを付けて楽天証券は「隔月分配型」という商品を新NISAにぶち込んできました。
「偶数月コース」と「奇数月コース」と2種類あり、両方買えば・・・「毎月分配型」の完成w
「せや!毎月分配型がダメなら隔月にすればええやん!」ってw
そういうことじゃねえだろww
制度やルールの隙間を突くやり方は正直見ていて気持ちのよいものではないですよね。
どうせ商品開発するなら正々堂々と長期投資に向いた商品を作ってほしいものです。
さて、新NISAと言えば「つみたて投資枠」と「成長投資枠」と2種類あるのはご存知かと思いますが、それぞれの枠で何を買うべきかお悩みの方も多いと思います。
銀行や証券会社の窓口では「つみたて投資枠では手堅くインデックス投資をしておいて、成長投資枠では当社おすすめのこの商品を・・・」という鉄板セールストークが展開されることが予想されます。
リスクを抑えて真っ当に投資活動をしようと思うのであれば「つみたて投資枠」も「成長投資枠」もインデックス投資でパンパンに満たすということが最適解になると思います。
インデックスといっても「S&P500」、「全米」、「全世界」等、優秀なインデックスは色々ありますがこの辺は個人の好みです。
とにかく「新NISA」という巨額マネーが動き出すタイミングで、舌なめずりをしながらカモを見定めている連中がいることに留意しなければいけませんね。
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