FIREという生き方
今、アメリカの若者(ミレニアル世代)の間で注目されている「FIRE」という生き方があります。
「FIRE」というと「炎」や「解雇」や「缶コーヒー」といった連想をしてしまいますが、以下の意味を指します。
上記の頭文字で「FIRE」になります。
おそらく「自らクビにする」っていうニュアンスとかけて「FIRE」と言ってるっぽいですw
「FIRE」は、我々日本人がイメージする「早期退職」、「早期リタイア」とは違い、
20代から30代のいわゆる若者の段階での「超早期リタイア」
を指します。
やっぱりリーマン生活が苦行なのは万国共通なんですねw
この生き方のポイントは生活を続けていけるだけの蓄えを早期に築き上げることで
- リタイアしたら緩く仕事をして時間にゆとりある生活をする
- リタイアしたら「自分が本当にやりたい仕事」をする
ということなので、必ずしも「労働をしない」が前提になっているわけではないようです。
富松もサラリーマンなので、ストレスフルな生活から解放され、毎日の時間を自分のために使いたいという願望はとてもよく理解できますw
この記事を書いているのも「(ゴールデンウィーク中だってのに)通勤電車の中」なので今回の話題は筆が進みますなぁww
FIREの種類
FIREにもいくつかタイプがあるみたいですね。
Lean FIRE | 生活コストを切り詰めて支出を抑えるタイプ |
Fat FIRE | 特に節約しなくても生きて行ける程の「ごっつい資産」を築き上げるタイプ |
バリスタ FIRE | 会社の健康保険目当てで「スタバで働くスタイル」が由来らしいですが、広義ではパートなどを少し生活に組み込むタイプみたいですw |
どのタイプのFIREでも共通しているのが「現役時代にある程度の(タイプに応じた)資産を築き上げる」です。
富松は「Lean FIRE」と「Fat FIRE」のミックス(中間)ぐらいが丁度いいんじゃないかなぁと思っていますが、よくよく考えると「日本で生活する」という前提が無意識の内に入っておりましたw
生活拠点を日本に拘らないのであれば、生活コストが安く済む国は結構いっぱいあるみたいなのでLean FIREも選択肢としてはアリですね。
(コスタリカとかマレーシアみたいに機構が温暖で物価も安く豪邸も安く買えるような国でノンビリ生きていく方が人間的な生き方ができそうだww)
生き方に多様性があってもいい
日本の若者はもはや定年までサラリーマンをやるという固定観念に囚われる必要は無いと思うし、
むしろ日本で生活する事を前提に考えくてもいいと思います。
これからの日本は色々悪い点が表面化してくるので現役世代にとっては居心地が悪くなる一方だと思います。
「自分の人生」という大切な時間を(そんな居心地の悪い所で我慢して)浪費し続けたとしても大したインセンティブが働くわけでもないので「人生のコスパ」が悪くなるのは明白です。
それよりも・・・
自分の最低限の生活を送れるセーフティネットになりうる資産を早期に構築し、自分にとって居心地の良い場所で本当にやりたい仕事をやる人生のほうが、馬車馬のように働いて「高い時計」や「高い車」や「大きな家」を所有したりするより意味がありそうですね。
そういったことにアメリカの若者は気付き始めているように思いました。
富松のセーフティネットはまだ薄くて破れそうだからもうちょっと頑張らないとw
あ、もうすぐ30代が終わるんだった・・・ 。「FIRE」にならないやw
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