【配当金受領記録】2021年10月分の配当(『21世紀の資本』〜映画の秋〜)

2021年10月19日

つい先日、「21世紀の資本」という映画をアマゾン・プライムで観ました。

この作品はフランスの経済学者トマ・ピケティ氏の著書「21世紀の資本」を映像化した作品になります。

書籍版は700ページを超えるボリュームなので全く読む気はしなかった(w)のですが、書籍で語られる「r > g」という式は書籍を読まない人の間でも有名な式となったのは割と記憶に新しいですね。

「r」は資本収益率、「g」は経済成長率を示しており、「資本収益率(r)はつねに経済成長率(g)より大きいという不等式が成り立つ」という考えが示されています。

これは「長期的に見ると働いて得る所得より、株や不動産等の資産から得る所得の方が大きくなる」という意味で、お金持ちは資産から生み出される所得で資産を買うため、更に所得が増え、(富の再分配が適切に行われないと)貧乏人との格差は拡大し続けるという点を問題点として訴えています。

映画版「21世紀の資本」はこの書籍版の内容をもうちょっと要約して分かりやすくしたもので、2020年3月ごろに劇場公開された作品だったのですが、コロナ騒動もあり、富松は劇場で見るのを避けていた作品でしたが、たまたま作品の存在を思い出しアマゾンプライムでの鑑賞に至ったのでしたw

内容は難しくないのですが、現状の資本主義に対してネガティブな内容(問題提起的な作品)であるため、「面白い」という感想というより「考えさせられる」といった感想になります。

富松
富松

続けて、「becoming warren buffett(ウォーレン・バフェットになる)」というドキュメンタリー作品を見たのですが、奇しくも「21世紀の資本」で提起された問題の解決に至る道の一つを見た気がしました。

この作品は投資の神様ウォーレン・バフェットの人生を振り返るような内容になっており、氏の生い立ちや考え方を知ることができる作品になっています。

もちろん本人が出演してます。

富松
富松

貧富の格差を(累進課税的な)税金主体で埋めようとするアプローチは、どこか古臭くスマートさが感じられませんが、ウォーレン・バフェットの振る舞いや考え方には、先の未来で格差を縮小する答えの1つがあるように感じられました。

ドキュメンタリーとして普通に面白いのでおススメです☆

富松
富松

10月に受領した配当金

さて、やっと本題ですw

今月の受領配当金は以下になります。

銘柄
(ティッカー)
保有数配当金額
合計($)
コカ・コーラ
(KO)
466195.72
バンガードS&P500 ETF
(VOO)
6888.97
アルトリアグループ
(MO)
43.60
今月も粛々と配当金を頂きます。

「21世紀の資本」を見た後だと、「自分自身が働いていないのにお金が入ってくる(金持ちだとより多く)」という点が、より実感できますね。

そして配当金で株を買い増すことで、更に富を拡大させる(複利)ことが可能なので、投資していない人との差が拡大し続けるというのは当たり前の話になるのです。

金融所得課税の引き上げがされたとしても、この法則は絶対に変わることがないので、「日銀が買いまくっている株を国民に配る」とか面白い政策をした方が増税するよりマシな結果になりそうだなと思う富松なのでした。

富松
富松