【配当金受領記録】2022年11月分の配当(あっという間に年末突入)

早いもので、残す所1か月で2022年も終わろうとしています。

齢を重ねる毎に時間経過の体感速度が速くなっていることを実感します。

この「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価される」という心理現象を「ジャネーの法則」というみたいです。

簡単に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例すると主張したものである。

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。

よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、50歳の人間の10日が5歳の人間の1日に当たることになる。

Wikipedia「ジャネーの法則」より抜粋

学生の頃は「1年の経過」が今よりも長く感じられ、濃厚な豚骨スープのような感覚がありましたが、今では塩ラーメンのスープのようにあっさりした1年になっていますww

富松
富松

11月に受領した配当金

今月受領した配当金は以下になります。

銘柄
(ティッカー)
保有数配当金額
合計($)
ゼネラルミルズ
(GIS)
10054.00
AT&T
(T)
655181.76
スターバックス
(SBUX)
10.53
合計236.29ドル(約32,000円)の受領です。

スターバックス(SBUX)がしれっと増配(0.49ドル ⇒ 0.53ドル)していますが、1株しか保有していないので大勢に影響はありませんww

「FIRE卒業」ってなんだ?

最近巷では「FIRE卒業」というキーワードが話題となっているみたいです。

まず「FIRE」とは「Financial(経済的) Independence(独立) Retire(リタイア、退職) Early(早期)」の略で、簡単に言うと「資産所得(不労所得)で生活できる状態になって、生活費を稼ぐための労働から解放された生き方」を指します。

富松も目標とする生き方であり、結構前の記事になりますが、この「FIRE」について触れさせていただいたことがあります。

さて、話題となっている「FIRE卒業」という言葉ですが、どうやら昨今の株価乱高下や急激な物価高により当初の計算が狂って「リタイアしてみたものの(ゴロゴロしたり、ゲームしたり)暇すぎて飽きたので労働者に戻る」というケースと、「資産所得のみでは生活費を賄えない状態に陥ってしまったために労働者に戻る」というケースが存在するようです。

この2つのケースは「労働者に戻る」という行動こそ同一ですが、置かれている状況がまったく異なるので切り分けて考える必要があります。

まず、前者のケースですが「FIRE」に対する誤解があるようです。

「FIRE」とは、資産所得(不労所得)によって「生活費を稼ぐための労働」から解放された状態であり、「FIRE」後に労働するかしないかは関係ありません。(その人の自由です。)

そもそも労働で生活費を稼ぐ必要がなくなっているので、「やりたい労働」が低収入であろうが、ボランティア(無収入)であろうが「自分が好きな労働」を好きなだけすればいいし、休みたかったら好きなだけ休んだらいいという話であるため「暇に飽きたから働く」=「FIRE卒業」ではないです。

それは正に

「絶賛FIRE中!」

の状態ですw

富松
富松

次に後者(「資産所得のみでは生活費を賄えない状態に陥ってしまった」ケース)ですが、そもそもFIREできる資産状況ではないのに「FIREした」と勘違いしている可能性が高いです。

「FIRE」を実現するために最低限知っておくべき基礎知識として「トリニティスタディ」の「4%ルール」等があるわけですが、このあたりの理論を理解した上で、自分自身のリタイアメントプランを構築しているのか甚だ疑問です。

しっかり基礎的な知識を理解した上で「FIRE」しているのであれば、「市場の乱高下」や「多少の物価上昇」によって「FIRE」生活を断念するような状況には陥らないと思います。

米国が消滅するような事態が起きれば別ですけどねww

富松
富松

「FIRE卒業」で検索すると、そもそも「FIRE」の本質を理解していない「FIREを否定したいだけの人」が書いた「表層的なFIRE否定記事」が山ほどヒットしますが、「本当の意味でFIREした人」が「FIRE卒業」するためには、保有している資産を全部捨てるなり、寄付するなりして「再び生活費を稼ぐための労働に戻る」とならない限り、成立しない話だということに注意しないといけません。

富松は常に「FIRE」を目指しており、必ず「FIRE」を手に入れて見せます☆

富松
富松