複利計算機で自分の未来を妄想する
投資の肝は「複利の効果」を利用して、資産の増加を促す事だと古くから語られています。
しかし、投資開始直後は投資額が小さい事に起因し、資産増加額や配当金額が少ないため、「なんだそんなもんか・・・」と複利の効果を実感しにくい人も多いと思われます。
今回はそんな複利の話をしようと思います。
複利計算機で未来をシミュレーションする
富松は時々、以下の複利計算機を利用して20年後の資産額を計算してニヤニヤしてますw
https://keisan.casio.jp/exec/system/1254841870
実際に計算してみると分かると思いますが、確かに投資開始直後の一年間は資産の増加額は小さいものの、愚直に積み立て続けることで投資開始から20年後の一年間は資産増加額は凄まじい事になっているのが分かると思います。
例として実際にやってみます。
以下の画像は毎月10万円の積み立てを年利5%計算で20年間続けた場合の結果です。
投資元金が2400万円ですが、複利の効果で総資産額が3500万円を超えているのがわかると思います。
つまり、「1100万円以上はお金が稼いでくれたお金」ということになるのです。
ここまで来ると、利回りだけで年間140万円近く稼げているので(配当金であれば資産を取り崩すことなく)老後2000万円不足問題は解消するどころか、たまに旅行に行く資金程度は捻出できるキャッシュフローが完成しています。
富松はこういったシミュレーションの結果と、現在の投資成績を比較するのが楽しいですw
配当金で賄える範囲を徐々に拡大させる
複利の効果は長い時間をかけてコツコツ積み上げる事で
- 配当金で毎月の光熱費が賄えるような額になる
- 配当金で毎月の食費が賄えるようになる
- 配当金で毎月の家賃が賄えるようになる
- 配当金で毎月の生活コスト全般が賄えるようになる
- 配当金で毎月の給料が賄えるようになる
という成長過程を味わえるようになります。
富松としては「4.」到達でセミリタイヤして自分の好きな事を仕事にしながら、ゆるくノンビリ生活するのが現実的な感じがします。
「5.」を狙うと定年(60歳)を越えてまで働く事になるので人生のコスパは大幅に下がりそうですw
のび太でもわかる複利の凄さ
さてさて、米国株投資を開始してから複利の強さを改めて実感している富松ですが、実は小学生の頃に複利の凄さを目にしていたんですよね(その時スルーしちゃっているから今の富松があるわけですがw)
それは漫画「ドラえもん」の中にある「フエール銀行」というエピソードです。
このエピソードは漫画と(確か)テレビでも放送していた記憶があります。
あらすじはこんな感じです。
もらったお年玉をあっという間に使い、残り10円の状態になったのび太w
「お母さんに預けろ」というドラえもんのアドバイスを無視した自分に後悔します。
後悔しているのび太を見て、ドラえもんは「フエール銀行」という道具をのび太に出してあげます。
(甘すぎるだろ!!w)
このフエール銀行という道具なんですが、効果がかなりヤバいです。
フエール銀行に普通預金でお金を預けると、なんと1時間で10%の利息が付くのです☆
10円を一週間預けっぱなしだと、9000万円になる計算w
しかしこの後、のび太は欲しいプラモデルを見つけてしまうんですよねw
誰かに買われる前になんとしてもプラモデルを手に入れたいのび太w
フエール銀行からお金を借りる事を画策しますw
続き(オチ)はコミックを読んで下さいw
このエピソードには
- 複利の凄さ
- 借金の怖さ
- 自分を制御できない人間は富を築けない
といった要素が、たった10ページに集約されているのが凄すぎるんですよ☆
幼少の頃から複利を理解して実践できていると、その人に特殊なスキルが無くても後の人生に大きく影響するので、やはり金融の教育って重要だなって思いました☆
おまけ:「利回り」から複利を利用して倍になるまでの期間算出方法
72 ÷ 「利回り」=複利利用で資産が倍になるまでの期間
例えば、「年間利回りが10%の金融商品」を購入した場合、
72÷10=7.2(年)
という感じで、7年ちょいで資産が倍になるという目安の計算ができます。
簡単な暗算で出来るというのがポイントなので72という数字を覚えておくといいかもしれません。
(3倍なら114、4倍なら144で計算できますよ。)
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