節約も継続すれば奥義となる
投資のために節約はすべき
当たり前の話ですが、投資をするにはお金が必要です。
なので、多くの人が
収入 - 支出 = 投資資金 となるわけです。
投資に回すお金が大きければ大きいほど、それだけ多くのリターンが見込めるようになるので
- 収入の最大化を図る
- 支出の最小化を図る
の両方に取り組む事が投資の基本となります。
1に関してはその人個人の事情や、労働環境によって難易度が大きく変わりますが、2に関しては誰でも自分に合わせたレベルで取り組む事が可能です。
「支出の最小化」というと堅苦しいですが、要は「節約」ということです。
節約の本質
多くの人は「節約」と聞くと「セコい」、「面倒くさい」という印象を持ちがちですが、富松はとても知的で楽しい活動だと考えています。
それは、そもそも富松が節約を行う目的は以下と考えているからです。
- 投資に少しでも多くの資金を振り向けるため (攻めの要素)
- 生活コストを(抑えて)一定に保つことで、リタイア後の生活資金がショートするリスクを下げる(守りの要素)
この中でも後者の守りの要素こそが最重要だと考えています。
多くの労働者は労働者としてのキャリアが積まれるにつれ、貰える賃金は増えていきます。
しかし、この賃金の増加とともに生活コストを上げてしまうとリタイアした時に上がりきった生活コストがリタイア生活の足を引っ張る危険性があります。(もはや年金だけで生活できるという幻想は捨てたほうがいいとさえ考えています)
生活コストというものは、人間の欲望と同じで、上げるのは簡単で際限なく上げられますが、下げるのはかなりストレスを要するため、そもそも生活コストを上げない活動を継続したほうが賢いですね。
生活コストが低ければ、少ないキャッシュフローでも生きて行けるようになるので、「配当金で生活する」という目標に関しても、いよいよ現実味を帯びてくることになります。
ここまでの話で誤解してほしくないのですが、以下のようにお金を使うことではじめて得られる重要な経験というものもあるので、なんでもかんでもコスト削減につなげるような考え方は正しい節約だとは思っていません。
- 海外旅行をして日本以外の文化に触れる経験
- 高級レストランで食事をして客が何にお金を払っているかを感じる経験 等々
大切なのは「削れる無駄や浪費は削ろう」ということ。
実際に金額を計算してみればやる気になる
富松はこれまで自販機やコンビニで売っている1本150円くらいのペットボトルのお茶を勤務中によく飲んでいますが、長期で見た場合、そのコストがいか程か計算してみました。
1か月20日勤務とした場合
月間:150円 × 20日 = 3,000円
年間:150円 × 20日 × 12か月 = 36,000円
定年まで:150円 × 20日 × 12か月 × 20年 = 720,000円
72万円!! 自宅でお茶を作る場合、10分の1以下なのに。。
即座に富松は水筒持参に切り替えましたw
短期では大したことのない額でも長期で見るとなかなか馬鹿にできない金額になるような要素が人の生活にはゴロゴロ転がっており、こういった要素を探して改善するのは知的なゲームのようで楽しいものなのです。
節約がもたらした精神面の変化
これは実際に節約を始めて実感したことですが、節約をすると「自分の生活が既に事足りており、日々の小さな幸せに気づきやすくなった。」という精神面の変化が現れるようになります。
簡単に言うと節約する前は(金銭的な)判断や感知の尺度が大きいので、目の前でキャベツが安売りしてても何とも思わないものなのです。
(節約開始後の自分にとってこれは小さな幸運になります)
仕事をして給料を貰い、
パンなりご飯なりを食べて飢えることもなく
雨風をしのげる屋根のあるところで安心して眠れる。
(さらに投資までできる)
これはすごく幸運な事であることに気づきます。
節約を通して改めて気付かされましたが、「足るを知る」って大事な事だと思いました。
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