富松の夏休み(岡山) ~前編~

先日(9月最終週に)ようやく夏休みが取れたので、妻と岡山へ3泊4日の旅行へ行ってきました。

岡山といえば桃太郎と、きび団子をイメージする方が多いと思いますが、その他にも・・・

  • 地震等の災害が少ない
  • 「晴れの国」とも言われるように雨が降る日が少ない
  • 果物、海産物、肉といった主要食材のレベルが高い(美味しい)
  • 岡山駅周辺は都内であるようなお店は大体ある(普通に都会)
  • 岡山駅から少し外れると素晴らしい景観の観光スポットが多い

といったポイントがあるので、観光だけでなく、移住を考える際にも候補になりうる素晴らしい場所だと思います。

旅行の際は、あまりキッチリのスケジュールを組まずにノンビリ過ごすのがおススメです。

ちなみに富松は以下のように「倉敷」と「岡山駅周辺」を観光しました。

1日目:倉敷散策

2日目:倉敷散策

3日目:岡山駅周辺(+牛窓)

4日目:岡山駅周辺

倉敷でランチ

初日、2日目は倉敷を堪能することにしました。

倉敷といえば「美観区」の街並みが素晴らしいことで有名ですが、

旅行に出発してから倉敷に到着したのが丁度お昼時でしたので、事前に予約してあった「古民家バル 旧本藤邸」でランチを頂くことにしました。

「景観」より「腹ごしらえ」ですww

富松
富松
お店の外観は素敵な「The 日本家屋」という感じの佇まいです☆
暖簾をくぐると・・・
そこは素敵なバルでした☆
窓際の庭が見える席へ

平日の13時過ぎという事もあり、店内は割と空いてて居心地が良かったです☆

まずは「和」を感じるイタリアンな前菜9種です。

  • ポテトサラダ
  • 生ハムサラダ
  • 合鴨ロースの燻製
  • カポナータ
  • 季節のスープ
  • テリーヌ
  • カルパッチョ
  • 手仕込み豆腐のカプレーゼ
  • イタリアンオムレツ

どれも美味しいのですが、豆腐を使ったカプレーゼはちょっと感動しました。

通常、カプレーゼというとモッツァレラチーズを使うのですが、市販の豆腐とも異なる「濃厚な豆腐」を使うことでチーズと異なる大豆のコクと、豆腐ならではの軽やかな食感が絶妙でした。

再現は無理でも、良い豆腐を手に入れたら真似してみたいと思う逸品でした☆

富松
富松
豆腐とクリームチーズを混ぜたものに蜂蜜をかけたカナッペ?

豆腐が美味しい事は前述の通りなのですが、その豆腐を使ったカナッペのようなものも出てきてとても美味しかったです。

(イタリアンだからブルスケッタになるのかな?)

コクと甘さが素晴らしい☆

続いてはメインです。

タリアータ(牛ステーキ)

これも焼き加減が完璧で、シャリアピンっぽいソースと非常にマッチした料理でした。

肉をグリルすると、表面や端の部分が固くなりがちですが、この料理に関してはどの部分を食べても柔らかく仕上がっており、「メイン」を名乗るだけある素晴らしい一品となっておりました。

ツナとトマトソースのフェットチーネ

トマトソースと魚介だしの組み合わせはイタリアンのパスタソースとしてはド鉄板だけあって美味しいですね☆

トマトベースのソースなので、お腹がいっぱいでも結構さっぱりと食べれてしまいますしねww

デザート&抹茶

〆はデザート(アイス&チーズケーキ)+抹茶です。

暑かったのでアイスコーヒーでも飲もうかと思っていたのですが、お腹がいっぱいだったので水分よりも「爽やかな香り」を楽しむことに重点を置きましたww

空間的にも提供いただいた料理的にも素晴らしいお店でした☆

富松
富松

倉敷(チェックイン)

ランチの後は荷物が邪魔なのでとっととホテルにチェックインすることにしました。

今回、倉敷で宿泊するホテルは倉敷アイビースクエアという明治時代には紡績所としていた建物をホテルに改装した所になります。

こっちは正門側
こっちは西門側

「アイビー」とは植物の蔦(つた)のことで、建物全体が蔦で覆われていることに由来しているようです。

基本的に外観の多くは蔦にまみれております。
中庭も蔦まみれ
夜の中庭はライトアップ蔦まみれ

蔦に覆われた建物を見るとラピュタを連想してしまいますww

富松
富松

客室は綺麗に(近代的に)改装されていますが、館内レストラン等は当時の面影を残すようなレトロな雰囲気が漂います☆

すごくいい味を出しております☆

倉敷の美観区内にあるホテルなので観光の拠点としても素晴らしいのは勿論のこと、新旧が混在する不思議な異空間のようなホテルでとても楽しいです☆

倉敷散策

チェックインを済ませたら早速、倉敷(美観区)の散策に出発です!

歩いていて妙に空が広く感じるなぁと思っていましたが、電柱や電線がありませんw

倉敷市では電線の地中化を推進しているようで、この影響からか街並みのレトロ感がより一層増して感じられますね。

幕末や明治にタイムスリップしたかのような景観です☆

時代劇の舞台を歩いているようで散策していて楽しいです☆

しかし、歩いてばかりで疲れてきたので人力車で色々案内してもらうことにしました☆

利用させていただいたのは「えびす屋(倉敷店)」さんです。

浅草で見かけた事はあるのですが、利用したことは無かったので、今回が人生初人力車です。

人力車だと目線が高くなり、通り抜ける風も心地よいので(当日は暑かったんですわ)乗って大正解でした☆

今回、人力車をひいてくださった車夫の方はなんと19歳の女性で、その若さからは想像できないような安心感のある人力車捌きと明るい話術、倉敷の街の説明等、楽しませていただきました。

「最近の若い人は・・・」なんて言いますが、若い人の方がよほどしっかりしてるじゃないかww

富松が19歳の時なんてゲームセンターで遊んでましたよ・・・。

富松
富松

車夫の方のお話では、倉敷は元々は海で、江戸時代に干拓によって作られた街なんだそうです。

干拓前はいくつかの島が点在するだけの場所(海)だったところから、倉敷市内にはその名残で「島」が付く地名が点在しているとのこと。

江戸時代に海を街に変えるなんて、昔の人間の方が凄い気がしてきましたw

富松
富松

さて、散策している内にあたりが暗くなってきましたので夕食にしようと思います。

今回、夕食目的で伺ったところは「神くら」さんという居酒屋さんです。

「店構え」が既にかっこいい・・・

新鮮な魚介や野菜を使った料理が多いのでここにしましたw

居酒屋あるあるですが、メニュー表にかいてある品より、壁に貼ってある品の方が種類が豊富で美味しそうなものが多いというパターンがあります。

このお店も例外ではありませんので、訪れる予定のある方は壁の隅々までメニューをチェックすることをおススメ致します。

左から「鰆の刺身&塩たたき」、「山芋のトロトロ焼き」、「ブリ(だったかな?)のカマ焼き」
左から「茄子の天ぷら」、「牡蠣の天ぷら」、「タコのから揚げ」
〆の「あなご天重」

魚介が美味しいのは勿論のこと、野菜も新鮮で味がしっかりしているので、茄子の天ぷらなんかは絶品でした☆

〆の「あなご天重」はあなごの質量がズッシリと感じられ、食べ応え充分なのですが、この時点で結構お腹が膨れていたので妻とシェアして頂きましたww

このあと膨れたお腹を抱えながら、ホテルで泥のように眠ったことは言うまでもありませんww

倉敷おやつ録

倉敷は観光地だけあって、スイーツや食べ歩きできる軽食が多く存在します。

この中で、今回富松が頂いた倉敷おやつをいくつかご紹介いたします。

最初は「くらしき宵待ちGARDEN」内にある「パーラー果物小町」さんです。

岡山といったらフルーツなので、フルーツをふんだんに使用したパフェは外せません☆

フルーツが美味しいのは勿論のこと、ソフトクリーム内にもフルーツが練り込まれているので、食べていると頭の中が「ずっとフルーツ天国」になりますw

飛び込みだと結構待ってしまうので、是非予約をして伺って頂きたいお店の一つになります。

二つ目は「倉敷洋食バラトン」さんです。

気持ちの良いテラス席もあるお店で、富松はカフェとして利用しました。

シャインマスカットの入ったソフトクリームがとても美味しく、また丁度よいサイズ感で、散策を一休みする際には最適なお店だと思いました。

開放感のある庭+テラス席
美味しさと適量具合がすばらしい☆

暑い日の散策にはレモンティーも合います☆

濃厚な桃が襲い掛かります☆

妻がどうしても桃ジュースが飲みたいということで「美観堂」さんで桃のジュースをゲットしました。

これがまた桃の濃厚な香りと甘さで美味い!!

「美観堂」さんはスイーツ店やカフェというわけではなく岡山に特化したギフトショップという感じのお店です。

店内は気になる品が多く、時間が許せば色々物色したくなるようなお店でした☆

さて、甘いのが続くとしょっぱいものが食べたくなるのが人の業というものです。

お次は多賀屋さんでお団子を頂きます。

シンプルな醤油味の焼き団子で、醤油の焦げた香ばしさが、糖漬けになった脳みそを叩き起こしますw

小ぶりで1本90円というお手頃価格なので、何本か買って食べ歩くのには丁度よい感じです☆

最後は番外編というか、美観区内ではなく、倉敷駅から美観区とは反対側のアリオ倉敷内にある「STRAWBERRY STAND ICHICO」さんです。

妻がどうしても食べたいということで行ってみました。

「イチゴ飴」って最近流行っているっぽいスイーツみたいなのですが、都内でもあまり食べられるお店がないのが不思議な感じです。

富松世代だとお祭りの屋台とかでありそうなイメージです。

富松
富松

さすが、流行りのスイーツということで「屋台のそれ」とは段違いのオシャレな雰囲気で出てきましたw

飴の部分のパリパリ食感と甘さ、フルーツの香りと酸味がイイ感じです☆

しかし、甘いのを食べ過ぎているせいで濃いめの豚骨ラーメンが食べたくなってきていることは妻には内緒にしておこうw

といった感じで、倉敷の記録を終えようと思います。

長くなるので、色々端折りましたが、それでも長くなってしまいましたね・・・。

後編では岡山駅周辺(+牛窓)の記録を書こうと思います。

雑記

Posted by tomimatsu