こどもの金融リテラシーってどう高めたらいいんだ?!
本日、娘は鼻かぜを引いてしまい、鼻をグズグズさせながら家の中で遊んでいます。
病院で貰った薬が効いてきたのか鼻水の量がだいぶ減りましたw
さて、娘は現在0才児なので、金融教育もへったくれもありませんが、日々の成長を目の当たりにする中で「そんなに悠長に考えてもいられないな・・・」という焦燥感が募り始めました。
娘に対して「自分と同等の金融リテラシー」を求めるのであれば、自分が辿った道筋と同じ道筋を経験させるようなカリキュラムを考えれば良いだけなのですが、時代の流れと共にそう単純にはいかなくなってきているのが実際のところであります。
例えば、自分の意思で少額の買い物を経験させようとした場合、富松の少年時代は近所(徒歩30秒圏内)や小学校近くに駄菓子屋があり、100円の使い道を大いに悩んだものですが、現代では少し足を延ばさないと(=電車にでも乗っていかないと)駄菓子屋なんて存在しなかったり、そもそもキャッシュレス決済が拡大するであろう未来において、硬貨のやり取りで学ぶものが有効なのだろうか?という疑念もあるわけです。
お金の流通の「概念」を教える側からしたら、硬貨の利用は教えやすいのですが、それが合理的な学びに直結するかと言われるとそうでもない気がします。
例えばゲームの中でアイテムを買う時って、ある意味キャッシュレス決済みたいな感じになってますよね。

支払いの際にお釣りがどうとか煩わしいことにならないと思いますw
ゲームの中でのお買い物であっても「お金の流れ」を学ぼうと思えば学べちゃうわけです。
また、願わくば「自分と同等の金融リテラシー」ではなく「自分を超える金融リテラシー」を持ってもらい、自分の人生を生きてほしいというのが親としての願いでもあるわけです。
そんな想いが脳内を駆け巡り、「じゃあ一体どんなカリキュラムを考えたらいいんだ?!」って話になるわけですよw
悩んだらとりあえずChatGPTに訊いてみようw
とりあえず、1歳から18歳までの大枠のカリキュラムを訪ねてみました。

子どもの金融リテラシーを高めるためには、どのようなカリキュラムが有効かを検討して欲しい。(カリキュラムの期間は1歳から18歳までとする。)
金融リテラシーカリキュラム(1歳~18歳)
1~3歳:お金の概念に親しむ
- 目的: お金の存在を認識し、基本的なやり取りを理解する
- 学習内容:
- おもちゃのお金やシールを使って「買い物ごっこ」
- 硬貨・紙幣を見て触る(安全性に配慮)
- 「ありがとう」と「どうぞ」のやり取りで価値交換の概念を学ぶ
- 簡単な数の概念(1円は1つ、100円はたくさん)
4~6歳:お金の使い方を学ぶ
- 目的: お金の価値を理解し、基本的な取引を体験する
- 学習内容:
- 小さな買い物を経験(駄菓子屋やスーパーで100円以内の買い物)
- 「欲しいもの」と「必要なもの」を区別する練習
- お小遣いの導入(少額で管理方法を学ぶ)
- 貯金箱を使って「貯める」習慣を身につける
- 絵本やアニメでお金の役割を学ぶ(例:「お金が動くしくみ」)
7~9歳:計画的なお金の管理
- 目的: 計画的な支出と貯金のバランスを学ぶ
- 学習内容:
- お小遣い帳をつける(収入と支出を記録する)
- お金の「3つの使い道」(使う・貯める・分ける)を学ぶ
- 家庭での簡単な仕事(手伝い)で報酬を得る体験
- 短期的な貯金の目標を立てる(例:ゲームやおもちゃを買う)
10~12歳:予算管理と基礎金融
- 目的: 計画的な支出と将来を見据えたお金の管理を学ぶ
- 学習内容:
- 予算を決めてお小遣いを管理する
- 基本的な金融用語を学ぶ(利息、預金、借金など)
- 「時間とお金の関係」(お金を稼ぐために時間が必要)を理解する
- シンプルな投資の概念(例えば「1000円を貯金したら1年後どうなる?」)
- ゲームやシミュレーションを活用(「人生ゲーム」など)
13~15歳:実践的な金融知識の習得
- 目的: 社会での金銭管理や投資の基礎を学ぶ
- 学習内容:
- 収入と支出のバランスを考える
- 家計管理のシミュレーション(固定費・変動費の概念)
- 銀行口座を開設し、キャッシュレス決済を体験
- クレジットカード・ローンの仕組みを学ぶ
- 投資の基礎(株式、債券、投資信託)について学ぶ
- 企業やビジネスの仕組みを簡単に理解する
16~18歳:実社会での金融リテラシー
- 目的: 実社会で必要なお金の知識とスキルを身につける
- 学習内容:
- 給与明細の見方(税金・社会保険)
- クレジットカード・ローン・リボ払いのリスクを学ぶ
- 確定申告・税金の仕組みを学ぶ
- 投資シミュレーション(株式市場の基礎)
- 副業やアルバイトでお金を稼ぐ体験
- 生活費のシミュレーション(家賃・光熱費・食費の管理)
補足
- 実践的な体験を重視: シミュレーションや実生活での経験を活かしながら学ぶ。
- 親の関与を推奨: お金の価値観は家庭での教育が重要。親子で話し合う機会を増やす。
- デジタル金融の理解: キャッシュレス決済やオンラインバンキングの使い方を学ぶ機会を設ける。
このカリキュラムにより、子どもは成長段階に応じて着実に金融リテラシーを高め、社会に出るまでに必要なお金の管理能力を身につけることができます。
う~ん。ちょっと模範解答過ぎて全然面白くないので追加質問します。

カリキュラムによると「投資する側」の教育にはなると思うが「投資される側」の教育はどうしたら学べるものか?
「投資する側」の教育だけでなく、「投資される側」(つまり企業側・経営者側)の視点を学ぶことは、より本質的な金融リテラシーを身につける上で非常に重要です。これを学ぶための具体的な方法を以下に整理しました。
「投資される側」を学ぶためのカリキュラム
1. 幼児期(1~6歳):価値を生み出す体験
- 目的: 「お金は価値を生み出すことで得られる」ことを体感する
- 活動例:
- 家族内で「仕事ごっこ」をする(例えば、お手伝いをして報酬をもらう)
- お店屋さんごっこで「売る側」と「買う側」を両方体験
- 物々交換をして、価値の交換を学ぶ
2. 小学校低学年(7~9歳):商売の基本を学ぶ
- 目的: 企業は「お金を投資されて事業を行う」という仕組みを理解する
- 活動例:
- 親子で一緒に、身近な会社(おもちゃメーカーや飲食店)がどうやってお金を稼いでいるかを調べる
- 学校や家庭で「簡単な商売」を体験(例:フリーマーケットやバザーで商品を販売)
- 「どうすればお金を増やせるか?」を考えるゲームをする(例えば、レモネードスタンドのような簡単な商売シミュレーション)
3. 小学校高学年(10~12歳):ビジネスの仕組みを学ぶ
- 目的: 会社がどのようにお金を集め、成長するのかを学ぶ
- 活動例:
- 家庭内で「会社ごっこ」をしてみる(親が社長、子どもがマーケティング担当など)
- 「企業が投資家からお金を集め、事業を拡大する」というシミュレーションゲームをする(例:「モノポリー」や「キャッシュフローゲーム」)
- 「なぜ人は企業に投資をするのか?」を親子で話し合う
- 実際の企業のビジネスモデルを調べ、「どうやって儲けているか?」を考える
4. 中学生(13~15歳):起業・経営の基本を学ぶ
- 目的: 「投資される側」の具体的なプロセスを学び、経営の視点を持つ
- 活動例:
- 簡単なビジネスプランを考えてみる(「もし自分が会社を作るなら?」)
- クラウドファンディングを実際に調べてみる(どのように資金を集めているか?)
- 小規模なビジネスを実践する(例:フリーマーケットやオンラインでの商品販売)
- 「企業はどうやってお金を使うのか?」を考える(広告費、人件費、原材料費など)
5. 高校生(16~18歳):実際の投資・起業体験
- 目的: 「投資される側」の立場で資金調達や経営の実践を行う
- 活動例:
- 起業体験プログラムに参加する(高校生向けのビジネスコンテストに挑戦)
- クラウドファンディングを実際に利用してみる
- 小さなプロジェクトを考え、支援を募る
- 仮想の会社を経営するゲームやシミュレーション
- 「Startup Company」や「BizWorld」のようなビジネスシミュレーションを活用
- 実際にアルバイトをして、お金を稼ぐ側の視点を持つ
- 労働と資本の違いを体験的に理解する
「投資される側」を学ぶための実践的な手法
① クラウドファンディングを活用
- 「投資される側」を実体験するには、クラウドファンディングが有効。
- 例えば、「オリジナルグッズを作りたい」「社会貢献活動をしたい」といったプロジェクトを考え、資金を集める。
② 小規模ビジネスを経験する
- 例えば、メルカリやBASEを使って、自分の商品を販売し、利益を出す体験をする。
- 「原価」「利益率」「マーケティング」など、経営の基本を実際に学べる。
③ 実際の会社の経営に触れる
- 家族の知り合いの経営者や自営業者と話す機会を作り、「資金調達」「事業運営」のリアルな話を聞く。
④ 学校のビジネスコンテストやワークショップに参加
- 「全国高校生ビジネスコンテスト」など、起業体験を提供するイベントに参加する。
⑤ 親子で財務諸表を読む
- 「投資する側」として企業の財務諸表を見るだけでなく、「この会社は投資されたお金をどう使っているのか?」という視点で考える。
まとめ
小学生・中学生・高校生と成長するにつれ、単に「投資する側」としてお金の増やし方を学ぶだけでなく、「投資される側」としての視点を持つことは極めて重要。
学習の流れ
- 幼児~小学生:「価値を生み出す経験」→ お店屋さんごっこ、フリーマーケット
- 中学生:「ビジネスの仕組みを学ぶ」→ ビジネスプラン作成、クラウドファンディング
- 高校生:「投資される立場を体験」→ 実際に小規模ビジネスを運営、ビジネスコンテストに参加
「投資される側」の教育のポイント
- 「お金を出す側」ではなく「お金を使って成長させる側」の考え方を学ぶ
- 机上の学習だけでなく、実際に「価値を生み出す」体験をする
- クラウドファンディングや小規模ビジネスを実践して、資金調達や経営を経験する
これにより、子どもは「投資する側」と「投資される側」の両方の視点をバランスよく学ぶことができ、将来的により賢い資産運用や起業・経営の選択肢を持てるようになります。
そうそう!こういうことです!!
とりあえず大枠はこれでいい気がするので、ここに富松流のエッセンスを加えて具現化していこうと思います。
散々、硬貨をディスってみたものの
造幣局のオンラインショップで娘の生まれ年の「令和6年銘通常プルーフ貨幣セット」を購入致しましたw

将来、娘へのプレゼント兼、「お金に関するお話」をする際のサンプルとして使おうと思います。
商品の説明に以下の記載があり届くのが楽しみです☆
通常プルーフ貨幣セット〔年銘板(有)〕は、造幣局の貨幣製造技術の粋を尽くしたプルーフ貨幣(特殊な技術を用いて表面に光沢を持たせ、模様を鮮明に浮き出させた貨幣)のスタンダート製品として、昭和62年銘から販売しております。

666円分の硬貨(+入れ物)を7857円で売るとは、お主も中々の悪よのぅww
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