【悲報?】AT&Tがスピンオフ予定と減配予定を発表
先日(5/17)、富松の配当主力銘柄であるAT&T(T)がメディア事業(ワーナーメディア)をスピンオフするとの発表がありました。
ポイントは以下になります。
- AT&T(T)がメディア事業(ワーナーメディア)をスピンオフする
- スピンオフしたワーナーメディアはメディア企業のディスカバリー(Discovery)と合併統合し新会社を設立する
- AT&T(T)の株主は新会社の株式の71%を受け取ることになる
【スピンオフとは】
簡単にいうと分社化のことになります。
企業内のとある事業部門を別の企業として独立させ、展開する行為を指します。
類似の言葉で「スピンアウト」というものがありますが、スピンオフは独立後も分社化前の企業との繋がり(資本関係)が維持されるのに対して、スピンアウトは分社化前の企業とは完全に無関係な企業になることを指します。
スピンオフするってことは、AT&T(T)を保有している富松に対しては新会社の株が一般口座に払い出されることになるのでめんどくさいw
さて、今回のスピンオフ&新会社設立によって大幅なコストカット(要は人員整理ねw)が可能と見られているのでそんなに悪い発表ではないと考えていますが、ついでに発表された減配発表が(富松にとっては)インパクト大でしたw
遂に連続増配の記録が途絶えるのか?
発表内容に以下のようなものがありました。
記載内容に「配当性向はフリーキャッシュフロー(200億ドル以上)の40~43%を目標とする」とあります。
つまり、配当の支払いに充てられる額は80~86億ドル程度になるわけです。
これまでAT&Tが配当の支払いに充ててきた金額は大体年間150億ドルぐらいだったので、単純計算で半減することになります(涙)
資料には「Attractive Dividend(魅力的な配当)」って書いてあるけど、計算してみると全然魅力的じゃないww
この発表を聞いて一瞬、AT&T(T)の株を手放そうかどうか悩みましたが、とりあえず「保有し続ける」方向で考えようと思っています。
減配発表はネガティブなニュースですが、スピンオフ自体はポジティブなニュースだと思っているので。
(リスク回避で行くなら)一旦、AT&T(T)を手放して、VYMに切り替えるのも手だと思っているので悩ましいところなんですよね。
今回のような割と大きなニュースがあった時に、どう立ち回るかを自分で考えなければいけないところが個別株の面倒な要素でもあり、面白い要素でもあるのでギリギリまで悩んでみようと思いますww
AT&T(T)は事業自体が死んでいるわけではないのですが、配当目的で保有している人が多く、減配発表を引金に株価が下がってきているので、今後更なる下落で株価が下がりすぎるようなら買い増しの手も要検討かなと思ってます☆
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