【金融庁ブチ切れ】全然新NISA使われてないじゃん
金融庁の調査によると、2024年末時点でNISA口座開設数は約2559万口座(人口の約25%)とまずまずの数字となっています。
しかし、開設された口座の約57%が「未取引」状態であることが分かりました。
口座開設したのに「未取引」ってことは「そもそも投資する金が無い」とは別次元の闇を感じるww
「未取引」理由のトップは「制度内容がよく分からない」という理解不足、続いて「損をしたくない」、「投資する金が無い」という内容らしいです。
う~ん。
100円からでも投資できる時代なのに勿体ないというか・・・。
そこで今回は新NISA口座の利用戦略に関して書いていこうと思います。
新NISAの価値を最大化する
そもそも新NISAに「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があり・・・みたいなググれば出てくる内容はズバッと切り捨てて「新NISA」を最大効率で運用するにはどうしたらいいかという基本的な考え方に関して掘り下げようと思います。
そもそもですが、NISAの効果は「本来取られる税金をゼロ(非課税)にできる」制度です。
つまり「非課税となる税金の税額を最大化する」ことが「NISAの価値を最大化する」に繋がります。
ここまでは普通の事しか言ってないので誰でも理解できると思います。
非課税にできる利益は2種類
NISA制度により非課税にできる利益は2種類あります。
株価(またはETF、投資信託等)の「値上がり益」(キャピタルゲイン)と
株(またはETF、投資信託等)から払い出される配当金(または分配金)による利益(インカムゲイン)です。
この内、「NISAの価値」を最大化させるために重要なのが前者(キャピタルゲイン)になります。
理由を説明しましょう。
NISA口座を利用するAさんとBさんがいたとしましょう。
Aさんは配当金は一切支払われないが年5%で株価が成長する会社の株を1800万円分(NISAの生涯投資枠MAX分)NISA枠で保有しています。
一方、Bさんは株価が一切上がらないが、毎年5%の配当金を支払う会社の株を同じく1800万円分NISA枠で保有しています。
10年後の二人のNISAの非課税効果を計算すると以下の通りになります。
【Aさん】
1800万円 × 1.05^10 - 1800万円
= 1132万円
【Bさん】
1800万円 × 0.05 × 10年
= 900万円
なぜこのような違いが生まれるかというと理由は明白で「複利が効いているか効いていないかの違い」になります。
Aさんの保有する株は毎年5%の成長をもたらしますので、複利が効くのに対し、Bさんの保有する株は配当金として毎年確定益として払い出されてしまうので複利が効きません。(=NISA枠もMAXまで埋まってしまっているので非課税枠での配当金再投資もできません。)
つまり、NISA口座で保有する銘柄はインカムゲインよりキャピタルゲインを稼げるものに投資した方が「NISAの価値を最大化する」という目的に対して有利になります。
ただし、投資期間中に売買を迫られるような状況になるとキャピタルゲイン寄りの投資対象でも複利がリセットされてしまうので「一度買ったら永久に保有できるもの」を買うべきでしょう。
企業の一生というのは意外に短く、永く続いている企業でも何らかのイベントであっけなく斜陽となることも珍しくないので基本的には「インデックス」且つ「配当金は払い出さずに内部で自動再投資されるもの」に投資をするのが最大効率を目指す上での基本戦略になります。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドとか
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)とか・・・
基本戦略のアジャスト
さて、20台前半の年齢(=投資期間が最大で持てる)で1800万円の投資資金があり(=お金持ち)、その投資資金を失っても痛くも痒くもない(=リスク許容度が無限大)のような人は、新NISA枠1800万円分をすべて「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」なり「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」を満額ブチ込んでほったらかしにしてりゃ終わりなんですが、富松も含め多くの人間はそんなレアな状況にはいません。
例えば富松は
・年齢は40台後半(=折り返しを過ぎているw)
・1800万円の投資資金はギリギリ確保できるかも(勤め先か自分自身が潰れなければ大丈夫☆)
・その投資資金を失っても痛くも痒くもないわけがない(発狂するわww)
・配当金が大好き
・早期リタイヤしたいなぁ・・・
という感じで基本戦略(前述の最適解)をそのまま当てはめるのには無理があると感じます。
なので基本戦略の有利不利を理解した上で、個人個人の好きな味付けをしながらNISA枠を埋めることで始めて(その人にとっての)完成形になります。
例えば80歳過ぎの高齢者にとってはボラティリティ(変動幅)の大きいS&P500に投資するより、株価は大きく変わらないが配当金や分配金がコンスタントに貰える株や投資信託の方が心穏やかに生活しやすいとかそういう話です。
投資をし始めると色々なことが分かり、戦略を色々練れるようになるので個人的には試行錯誤はした方がいいと思いますが、NISA制度的には途中で戦略を切り替える行為は複利のリセットに繋がるので、最大効率を目指すのであれば、初めに戦略を決めた上で(変更することなく)投資継続する方がロスが少なくていいと思います。
富松のNISA方針
参考までに、(富松は3分以上物事を考えられないので)以下の単純な構成でNISA枠を使っています。
つみたて投資枠:「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」×100%
成長投資枠:VOO(ETF:S&P500連動)×50% + VYM(ETF:高配当インデックス連動)×50%
それ以外の個別株やら配当金再投資先のVYM(ETF:高配当インデックス連動)はすべて特定口座で運用しています。
NISA枠を使わないのはもったいないので少額でもいいから是非使いましょう!!




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