【沼】ゴールドコインの世界【沼】
富松は日頃「暴落時買付準備金」なるものを用意して、米国株の暴落があれば追加での買い増しが可能になるように構えておりましたが、待てども待てども気持ち良く「買い!!」と判断できるチャンスが訪れることなく幾星霜の時が経ちました・・・。
○○ショックなるものも色々訪れましたが、そもそも富松の購入時点の価格より大分上の方でガチャガチャ動いているだけなのでイマイチ「暴落時買付準備金」を動かす程でもないという意識になってしまっているという状況です。
ただ、現金で寝かせておくのもなんだかなぁということで、最近増やし始めている「金」にポジションを変更し始めました。
金にも色々あるけれど・・・
金投資をする場合、一般的におススメなのはETFでの購入です。
売買も簡単ですし、ペーパーアセットなので盗難や、火災による消失はないですし、経費率も現物の管理を委託するよりよっぽど安いので。
ただし、富松は「あえて」現物の「金」を所有する方向で進もうと思います。
しかも地金(インゴット)ではなく金貨(ゴールドコイン)でww
富松が「金」を保有したい理由は、「金価格上昇に伴う利益」を獲りたいわけではなく、本当に何かが起こった際(有事)に機能することを想定した「カオスヘッジ資産」としての保有を考えているからです。
なので保有対象は「ETF」ではなく「現物」で、どうせ持っておくなら見て楽しめる「金貨」がイイかなと思っています。
娘が大きくなったら小さい金貨くらいをあげて、親子で楽しめると素敵かなと思っています☆
金貨にも色々ありまして・・・
「金貨」といっても「古代コイン」、「アンティークコイン」、「近代コイン(モダンコイン)」と種類は色々ありまして、それぞれの特性を理解した上で、自分の目的にあったコインを買う必要があります。
前述の3種のコインは主に製造された年代(古さ)によって大体以下のように区分けされており、価格に対する考え方も異なります。
【古代コイン】
発行年代:紀元前~中世(5世紀くらい)
特徴:職人が一つ一つ手作りしているため、ハンマーコインとも呼ばれる。現代のコインのような均一性は低いが、それがかえって「味」と解釈されている。そもそも金貨であっても素材が純金でないものが多い。
価値の源泉:歴史的な背景や、現存数で決まる。
【アンティークコイン】
発行年代:100年以上前に発行されたもの
特徴:古代コインと比べて、造幣技術の進歩と共に均一性や精密性が高くなり、芸術性の高いコインが多いが、手作り感の残るものも多い。
価値の源泉:歴史的な背景、発行枚数、状態で決まる。
【近代コイン(モダンコイン)】
発行年代:発行から100年未満のもの
特徴:造幣技術が非常に高く、プルーフ加工等の仕上げ技術の向上によって美しい見た目のものが多いが発行枚数、現存枚数が多いため希少性は低い。
価値の源泉:発行枚数(希少性)、地金の価値に依存する。
つまり、金貨の価格とは
「地金の価値」+「プレミアム(歴史的な背景・希少性・状態・人気)」によって決まります。
そしてその比率ですが、大体以下のイメージです(実際はコインによるのであくまで「個人的な」大体のイメージです。)

富松はあくまで「金」としての資産性を重視するので価格の構成割合が「地金の価値」に依存している方が好ましいです。
例えば、20gの純金の金貨でメチャクチャ希少性の高いアンティークコインを1000万円で買うという発想は富松には無く、希少性は少ないが20gの純金の近代(モダン)コインを60~70万円(地金価格+若干のプレミアム)で買うという方が(富松の目的に対して)納得感があるのです。
まぁ将来的にコインコレクターになっちゃったらその限りではありませんがww
同じコインでもさらに2種類に分かれます
同じコインでも基本的に2種類あったりします。
【ミントステイト(MSと表記される)】
通常の流通貨幣と同じ仕様で作られている「未使用」のコイン。
【プルーフ(PFまたはPRと表記される)】
主に収集用、贈答用に作られた記念用コインで「鏡面加工」や「つや消し加工」が施された高精細なコイン。
基本的に同じデザインでもミントステイトとプルーフでは製造時の型や製造工程が分かれているため、別物扱いと考えられている。
↓はプルーフコインの例です。
画像のコインは娘の生まれ年に発行されたプルーフコインで、我々が日頃使用する貨幣とは刻印の鮮明さや(鏡面加工によって)輝きが明らかに違うことが分かると思います。


こういった仕様の違うものが金貨の世界にも存在し、(一部例外もありますが)基本的にはプルーフの方が高額になりやすいです。
コインのグレード(状態)に関する話
今後、鑑定会社(NGCとかPCGSとか)によって鑑定済のコインを購入する機会があるかもしれないので備忘目的でコインのグレードに関して記載しとこうと思います。
まず、鑑定済のコインは「スラブ」と呼ばれる特殊な密閉プラスチックケースに格納されます。
このスラブケースは、基本的に分解・再封印されない「永久保存」を目的とした密閉構造のため、通常の方法では開きません。
(開けるためにはケースを破壊するしかないですw)
ただし、密閉構造とはいっても完全な真空状態ではないので、例えば鑑定済の「銀貨」である場合は時間の経過と共に発生する硫化を完全に防ぐことはできません。(もちろん裸コインの状態よりは硫化のスピードは格段に遅いです。)
次にコインの「状態」評価に関してです。
当然ですが、同じコインでも状態によって価格が大幅に変わります。(特にアンティークコインになるとその価格差は顕著に現れます。)
鑑定会社によるコインの「状態」評価は、「シェルドンスケール」と呼ばれる70段階の国際標準スケールで評価されます。
具体的な評価内容は以下になります。
- 60-70(MS :Mint State): 未使用品。製造時の状態が残っており、数字が高いほど輝きや綺麗さ(スレの少なさ)が増す。
- 50-58(AU :About Uncirculated)): 準未使用品。わずかに流通の痕跡があるが、デザインはほぼ全て残っている。
- 40-49(XF/EF :Extremely Fine): 極美品。明確な使用感があるが、デザインの細部まではっきり見える。
- 20-39(VF :Very Fine): 美品。流通による摩擦が明確にある。
- 8-19(VG :Very Good) : 並品。摩耗が進んでおり、全体的な形はわかるが細部は見えにくい。
- 4-7(G:Good): 普通。全体的にかなり摩耗している。
- 1-3(PO:Poor): 最低。文字やデザインの一部が読み取れない可能性がある。
そして鑑定結果はコインの製造方法の違いを示す「Strike Type」と前述のシェルドンスケールの値がマークされることになります。
例)
MS 65 ⇒ ミントステイト(通常製造未使用品)の65点
PF 70 ⇒ プルーフコインで70点(最高得点)
PR 70 ⇒ 鑑定会社によってプルーフ(Proof)を"PF"表記か"PR"表記か異なる場合があるが、意味は上と同じ
ちなみにプルーフの場合、シェルドンスケールの値の後ろに「CAMEO」とか「ULTRA CAMEO」とか付く場合があります。
「CAMEO(カメオ)」とはコインのフィールド(鏡面)部分と肖像(白いところ(=フロストと呼ばれるマットな感じの加工))部分のコントラストが強いものを指し、「ULTRA CAMEO(ウルトラカメオ)」は更にコントラストが強いものを指します。

つまり・・・
PF 70 ULTRA CAMEO
と鑑定されているコインが評価の最高峰と言えるというわけです。
富松の保有金貨コレクション
以下は現在、富松が保有する金貨になります。
まず、1点目は「天皇陛下御在位60年記念 10万円金貨」(と一万円銀貨)になります。
祖母から譲り受けた純金20gのコインですが、PF(プルーフ)ではなくMS(ミントステイト)になります。
同じデザインのPF(プルーフ)仕様のコインは写真のようなブリスターパックではなくプラスチックケースに密閉されたものになります。
プルーフはもっと鏡面加工されており、ビカビカです☆

2点目は通称「ミャクミャク金貨」こと「2025年大阪・関西万博記念1万円金貨」です。
純金15.6gのコインで、これはプルーフ金貨になります。(光の加減のせいで銅貨のように見えるww)


3点目は、「近代通貨制度150周年記念 5千円金貨」です。
これは純金7.8gのプルーフコインで、裏面には現行通常貨幣6種の図柄がギュっとまとまってデザインされており、結構気に入っているものです。
同じデザインで倍の量の金を使った「一万円金貨」も存在するのですが、現状未保有です。


最後は「天皇陛下御即位記念10万円金貨(プルーフ仕様)」になります。
これは純金30gと結構な量の金が使われており、かなりズッシリとしています。


一応、このコインには偽造防止のためのシークレットマークというものが入っています。

周辺に並ぶ点々の内、2か所だけ大きい点(赤枠)が存在します。(よく見ないと分からないですがww)
ちなみにこのシークレットマークの位置は金貨によって異なる(個体差がある)らしいです。
以上が富松コレクションでしたw
ちなみに保有している金貨の総重量は73.4gです。
純金の保有量で言うと、大分前に妻に作ってもらった純金の指輪22gを併せると95.4gですw
執筆時点の金価格は1gあたり約27300円なので金資産総額は約260万円になります。
総資産に対するポジション量としては妥当な感じがしますが、もう一枚くらい何か欲しいかもwww
学べば学ぶほど、色々欲しくなっちゃいますねww
まだ、近代(モダン)コインの領域で金資産保有をしているだけですが、アンティークコインの領域に踏み込んだらもう帰ってこれない自信がありますww
そのコインのデザインの意味や歴史的なバックグラウンドを知ると、「あぁ~この世界は楽しすぎるから距離をとっておかないと危険だわw」と思う富松なのでした。
ちなみに今の愛読書は以下ですww

海外のに手を出し始めたらもっと面白いんだろうなぁ・・・(いかんいかんw)




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