【銘柄分析】AT&T(T)

2019年6月9日

高配当利回りといえばこの企業ですね

AT&T(T)は世界最大手の通信会社です。

配当利回り6%超(執筆時点)の銘柄で配当好きな米国株投資家に人気の銘柄です。

もちろん富松のポートフォリオ内でも 主力(配当利回りの牽引役)で鎮座しておりますw

「AT&T」という社名は旧社名である「The American Telephone & Telegraph Company」 の略からきています。

AT&T(T)のルーツは電話の発明者「グラハム・ベル」が設立した電話会社で、1984年に独占禁止法違反で8つの会社に分割されました。

その分割された内の1社が現在のAT&T(T)になり、長くに渡りアメリカの通信インフラを支えた企業の一つです。

アレクサンダー・グラハム・ベル
(出典 Wikipediaより)

まさに世界最古で最大の通信会社です。

基本情報

本社:アメリカ合衆国 テキサス州 ダラス

設立:1983年

ティッカー:T

セクター:通信サービス

株価:31.95ドル(2019/04/19時点)

配当利回り:6.37%(2019/04/19時点)

企業の特徴

かつてAT&Tは通信インフラの提供のみを事業としておりましたが、生き残るためにコンテンツ事業を取り込み、コンテンツ作成から配信までを一貫して行うビジネスモデルに変化しようとしております。

2015年に衛星放送大手のディレクTVを買収し、2018年にタイムワーナーを買収しています。

特にタイムワーナーはニュース専門テレビ局「CNN」,映画会社「ワーナー・ブラザース」などを傘下に擁するため中々大きな買い物をした感じですね。

同社によると通信事業がコンテンツ事業を買収する事で、約25億ドルもの経費節減に繋がり、四年後には売上の成長に転じるものとしております。

ライバル企業としては、通信事業ではベライゾンコミュニケーションズ(VZ)、コンテンツ配信事業の競合相手ではネットフリックスやアマゾンプライムと強敵揃いです。

富松の見ているもの

実際、AT&T(T)に対する市場の期待はあまり高くはありません。(買収による負債残高も増えましたし)

長期に渡る株価の下落と配当利回りの高さがそれを如実に物語っております。

しかし、通信事業というものは今や人が生活していく上で欠かせないものになっているので、現時点て富松は AT&T(T)をあまり悲観視してません。

キャッシュフローも悪くなく、配当金も維持されそうなので長期保有可能な銘柄だと考えており、今後も強気に買い増しを行うつもりです。

銘柄分析

Posted by tomimatsu