【フィギュア制作】「富松立体化する」の巻

2021年4月15日

皆さんこんにちわ。富松です。

本ブログも2019年3月に開始してから1年3カ月が経ちました。

よくよく考えれば1年以上も駄文を垂れ流し続けているわけですから「我ながらよく続いているな」というのが正直な感想です。

今後も続けていく上で「新たな試み」というか、「ある種の進化」というか、コンテンツとしての魅力を上げる努力(という名目の個人的な楽しみ)をしていこうかなと考え、富松の立体化に至りました。

単にイラストを描く時間が無いとも言えるぜw

一般的な手法としてブログでは、イラストを使って表現の幅を広げたり、一定の彩りを添えたりするわけですが、本ブログではイラストバリエーションが異様に少ないのです。

(別に製作者である富松が手を抜いているわけではありませんw)

イラスト制作は費用面のコストは少ないけど、時間的コストがかかりすぎるのでバリエーションを増やすのが厳しいんですわ。(素人作業だからって理由もあるけどねw)

富松
富松

というわけで(撮影で表現の幅を増やせる)富松フィギュアの制作に至ったわけですw

富松フィギュアのメイキング(ダイジェスト版)

フィギュア制作といってもそんな難しい作業をしたわけではないので、完成に至るまでの工程を簡単にご紹介致します。

①造形用の材料を用意する

今回は「ねんどろいどどーる」という素体をベースに作成しました。

必要な材料は主に2つです。

グッドスマイルカンパニーというメーカーから発売されている「ねんどろいどどーる」という素体と、パジコというメーカーから発売されている「ラドール」という石塑粘土です。

素体は「関節の可動範囲広さ(ポージングの自由度)」「富松というキャラクターの体格(少年サイズ)」という要素に合致する条件で探していたら「ねんどろいどどーる」にたどり着いた感じです。

あと石塑粘土(せきそねんど)ってあまり聞かないかもしれませんが、石を粉上にしたものが原料に使われていて、手でこねている時は紙粘土のような質感なんですが、固まるとガチガチになります。

固めるために熱を利用せず自然乾燥でOKな点と、乾燥後は軽量で紙やすりなんかで削って形を整えたりすることが容易にできるため手軽な造形作業に適していると言えます。

②さっそく富松の頭部を作る

ねんどろいどどーるヘッドを石塑粘土で覆います。
適当に顔の輪郭とかも付けていきます。

石塑粘土は紙粘土みたいに水に溶ける性質があるので造形中の修正も容易で、基本的には「盛る」と「削る」を繰り返しながら造形していきます。

造形完了☆

③塗装する

通常はサーフェイサーで塗装面の下地作りをするのが常套なのですが、単純に面倒クサかったのでアクリル塗料の原液ベタ塗りで塗装をしました。(そもそもキャラのカラーリングがシンプルなので細かい考慮は不要で助かりましたw)

まだ塗装中だけど大体こんな感じw

アクリル塗料はタミヤ(ミニ四駆で有名なトコです)から発売されている製品を使いました。

アクリル塗料は水溶性ですが、乾くと耐水性に変わるのでフィギュアの塗装なんかに適していると思います。

(多分、サーフェイサー使ってないからかもしれませんが)アクリル塗料を薄く塗ると石塑粘土の質感が残るため、表面がマットな感じになりますが、ゴッテリ塗ると上の画像のようなテカテカした質感に仕上がります。(お好みで塗装方法を変えるのもいいかもしれません。)

④裸だと捕まるから服を着せるw

それなりにそれっぽくなったww

ねんどろいどどーる用の服というのも買って着せましたw

(猛者の方々は服も自作するらしいですね。)

以上が制作工程の主な流れです。(そんなに難しくないでしょ?)

富松も立体化かぁ

ラフデザインの頃と比べるとすごい進化だw

1年以上前になんとなくデザインしたキャラをまさかフィギュア化する日が来るとは夢にも思いませんでしたw

今後は撮影技術と画像加工技術に関してちょっと色々勉強してみようと思います。

大人になってからの学びは刺激と可能性に満ち溢れており、なんかワクワクしますね☆